知っておきたいレーシック基本情報

レーシック手術後の痛み

○ レーシックの手術後の痛みについて

 レーシックはもともと眼の角膜だけに限定した非常に局所的な外科手術です。手術中は点眼薬による局部麻酔をかけますから痛みはありませんが、手術後には痛みを感じる人とあまり感じない人がいます。

○ 手術直後~当日の就寝時までについて

 レーシックの手術は術式にもよりますが、せいぜい10~15分程度で終了します。術後2~3時間程度は麻酔が残っていますが、痛覚が回復してくるにつれ、人によっては痛みを感じることがあります。(ほとんど痛みらしい痛みは感じなかった、という人も多いようです)

 痛みについては本当に個人差が大きいので平均的なことしか言えませんが、ほとんどの例では「当日の就寝時までは傷んだが、翌朝は痛みがおさまっていた」あるいは「軽い痛みは残ったが、仕事や学校に行くのに差し支えるほどではなかった」という感想がほとんどです。

○ こまめに目薬をさしましょう

 レーシックは手術の翌日に「翌日検診」が行われますので、その際に痛みの残り具合や程度について医師に詳しく報告しましょう。角膜上皮層には神経が通っており、そこを切るわけですから多少の痛みは残っても仕方ありませんが、消炎鎮痛剤を配合した点眼剤が処方されるはずですから、こまめに点眼することによって痛みはかなり緩和できるはずです。

 手術による痛みはせいぜい翌日まで、体質的に特に痛みに敏感な人でも2~3日のうちには完全に痛みは消えるはずです。もし痛みがそれ以上長引くようであれば、クリニックに連絡をとりましょう。